飛騨古川:観光スポットのご紹介

無数の鯉が泳ぐ透き通った川に沿って白壁土蔵の建物が立ち並ぶ美しい風景、また、大ヒット映画「君の名は」のモデルとして知られる「飛騨古川」。安らぎを感じる町歩きにおすすめの立ち寄りスポットをご紹介。

【瀬戸川と白壁土蔵街】

瀬戸川と白壁土蔵街 飛騨古川

伝統的な風習「三寺まいり」でお参りするお寺のひとつ「円光寺」の石垣と白壁土蔵との間を流れる瀬戸川。記念写真を撮りながらゆっくりと歩きたい飛騨古川のメインスポット。

【飛騨古川まつり会館】

★ツアー参加証呈示にて入館料割引★

祭屋台 古川祭

毎年4月19、20日に開催される「古川祭」。裸男たちによる勇壮な「起し太鼓」。絢爛豪華な9台の屋台による「屋台曳行」。そして数百人の「御神輿行列」が町を練り歩く・・・。“動”と“静”、対照的な表情を持つ、飛騨の人々が大切に受け継いできた古川祭。(2016年、全国の「山・鉾・屋台行事」の一つとしてユネスコ無形文化遺産に登録)

館内では、匠の技で彩られた祭屋台3台と御神輿、伝統工芸の飾りや織物などを展示。シアターホールでは臨場感あふれる4K映像とサウンドで祭をご紹介。また、からくり人形の操作体験や起し太鼓の試し打ち体験など古川祭の“熱気と荘厳さ”を感じることのできる施設です。

【飛騨古川まつり会館】公式サイトへ
(外部サイト)

飛騨古川まつり会館
飛騨古川まつり会館

【三寺まいり】

千本ろうそく 三寺まいり 

毎年1月15日の夜、親鸞聖人のご遺徳を偲び、円光寺・真宗寺・本光寺の3つのお寺を詣でるならわし、「三寺まいり」。

明治から大正時代、信州の岡谷、諏訪へ糸引きの出稼ぎに行っていた娘たちが一年の奉公を終え古川へ帰り、着飾って三寺を詣でるときに男女の出会いが生まれたことから縁結びの行事として冬の風物詩に。

高さ2mの雪像ろうそくが街頭に並び、ほのかなろうそくの灯りが彩る町はとても幻想的に。

【円光寺】

円光寺 飛騨古川

飛騨古川の象徴的な風景として、清流瀬戸川を白壁土蔵街と挟んで建つ建物として馴染みの深い円光寺。

飛騨藩主金森氏により築城された増島城の城門を移築したといわれる山門や、明治37年の古川大火からお寺を守ったといわれる「水呼びの亀」なども見ることができます。

【真宗寺】

真宗寺 飛騨古川

荒城川沿いに建ち、側に架かる朱色の今宮橋とのコントラストが美しいことから撮影スポットとしても人気の真宗寺。

「桜模様」→「深緑」→「紅葉」→「雪景色」と四季折々の飛騨古川の代表的な景観を見せてくれる歴史深いお寺。

【本光寺】

本光寺 飛騨古川

総欅造りの本堂は、飛騨地域最大の木造建築であり、飛騨の名工により平成7年に再建された山門や、匠の技が光る彫刻、装飾など見どころ溢れる本光寺。

敷地内にはその昔、製糸業の盛んな信州に出稼ぎに行った多くの飛騨の女性たちを描いた小説「あゝ野麦峠」の文学碑も建てられています。

★あなただけの“三寺巡礼お守り”をつくりませんか★

三寺巡礼 飛騨古川

“縁結びが叶うおまいり”として知られる「三寺まいり」の3つのお寺、「円光寺」「真宗寺」「本光寺」を参詣しハンコを集め、願い事など記入した台紙の一部をお守りの中へ入れて完成。
(一部は来年「三寺まいり」の雪像ろうそくの灯りとなって街を灯します。)

◆お守りキット「三寺巡礼」は飛騨古川まつり会館内売店にて購入することができます。お守りのデザインは5種類。
★ツアー参加証を呈示して購入すると「記念品」がもらえます。

(このお守りは観光イベントとしての企画であり、浄土真宗の教義とは一切関係ありません。)

三寺巡礼 飛騨古川

【飛騨を代表する造り酒屋】
「蒲酒造場」「渡辺酒造店」

飛騨古川観光に欠かせない“飛騨”を代表する造り酒屋「蒲酒造場」「渡辺酒造店」の酒蔵巡り。数々のコンテストで受賞歴を誇る両酒蔵に立ち寄り、“大事な人へのお土産選び”や、“自分好みのお酒探し”を楽しんで。

“飛騨の豊かな水”と上質な酒米“ひだほまれ”を用い、酒造り本番の厳しい冬に、好適な室温が保たれる白壁土蔵の中で作られることできめ細やかで香りのよいお酒ができあがる。

【蒲酒造場】

蒲酒造場 飛騨古川

飛騨古川で300年以上にわたりお酒を造り続ける老舗の造り酒屋「蒲酒造場」。

地元の人々だけでなく全国の多くのファンに長く愛される「白真弓」「やんちゃ酒」に代表される銘柄はもちろん、季節ごとに発売される豊富な限定酒を楽しむのもおすすめ。

(タイミングがいいと「これいま一番おすすめなんですよねぇ。」な、お酒の試飲が出来っちゃいます。)

★ツアー参加証を呈示して1,000円(込)以上のお買い物をすると、“蒲酒造場オリジナル『おちょこ』”がもらえます。

蒲酒造場 古川
蒲酒造場 古川祭の日

※「古川やんちゃ」・・・人情味があり、がむしゃらで、ひたむき。一度決めたらとことんまでやり通す。そして祭りを通して培われた共同体意識で古川の町を支える。動と静のある古川祭のように、力強さと繊細さを持ち合わせた魅力的な飛騨の男たちの気風を表す言葉です。(飛騨古川まつり会館HPより引用)

【渡辺酒造店】

渡辺酒造店 古川

1870(明治3)年創業の老舗造り酒屋「渡辺酒造店」。作家・司馬遼太郎が愛飲したことでも知られる代表銘柄「蓬莱」を醸す蔵元。

「幻とは手に入らぬこと」「無修正の酒」などユニークなネーミングやラベルも楽しい新商品、限定酒を続々と発表(その数、年間50種類以上とも)する、全国に多くのファンを持つ酒蔵です。

★ツアー参加証を呈示すると(じつは呈示しなくても?)無料で試飲できる“おすすめのお酒”を準備してくれる(かも)。

正面玄関横にある司馬遼太郎ゆかりの「杜氏酛摺り像」も見ておきたいポイント。

渡辺酒造店 古川
槽直詰 蔵元の隠し酒 渡辺酒造店

【後藤酒店】

後藤酒店 古川

渡辺酒造店の向かいにあるお酒屋さん「後藤酒店」。飛騨地方の地酒を豊富に揃え、お好みや季節に合わせた“おすすめのお酒”をチョイスしてもらえます。

また、お酒の購入時にいただける(購入時要確認)記念はがきは、君の名はのモデルとなった「駅のシーン」と「古川祭」をモチーフにした“後藤酒店限定の超レア品”。ぜひチェック。

記念はがき 後藤酒店

【飛騨の匠文化館】

(木曜日定休)

飛騨の匠文化館

今に受け継がれる“飛騨の匠の技”を集結させて作られた「飛騨の匠文化館」。地元大工たちによる、“飛騨で育った木材”で“釘を一本も使わず”に建てられた建物です。

館内では匠の技術により作り出される各種の継ぎ手や組み木の見本を展示。パズルのように千鳥格子を組むことのできる体験コーナーやその他各種体験コースも楽しめます。

・千鳥格子コースター作りや、森の動物ウインドチャイム作り、など。
(各種「体験メニュー」は事前予約が必要とのこと。詳細は施設にお問い合わせを)

【飛騨市観光協会】公式サイトへ
(外部サイト)

※当ツアーでは行程表にない体験などについては手配(予約)いたしかねます。あらかじめご了承ください。

【三嶋和ろうそく店】

(水曜日定休)

三嶋和ろうそく店 古川

230年以上の歴史をもつ全国でも数少ない手作り和ろうそくのお店「三嶋和ろうそく店」。中に空洞があり、風がなくてもゆらゆらと揺れる優しい灯りが穏やかな気持ちにさせてくれると評判。

原料は天然の植物性でススが出にくく、また、年輪状の切り口が風が吹いても消えにくい“長持ちする”ろうそくにしているとのこと。

三寺まいりの時には重さ13㎏にもなる大きな和ろうそくが奉納されます。

タイミングが合えば実際に作っている様子が見れるかも。

和ろうそく
三嶋和ろうそく店 古川

【壱之町珈琲店】

(火・隔日定休)

壱之町珈琲店 古川

町歩きに疲れたらちょっとひと息。出格子から入る日差しが優しい、ゆったり落ち着いた空間「壱之町珈琲店」へ。

築100年の古民家をリノベーションしたジャズが流れる店内でいただく、数量限定の「手作りメロンパン」や地元牧成舎の「もなかアイス」は、おいしいコーヒーとの相性が抜群。

メロンパン 壱之町珈琲店
壱之町珈琲店 古川

【飛騨さくら物産館】

(木曜日定休)

飛騨さくら物産館 古川

三寺まいりのお寺のひとつ、真宗寺の斜め向かいに位置する飛騨の工芸品、銘菓、名産加工品など豊富な品揃えが人気の「飛騨さくら物産館」。地元で活躍している製作者の品々(草木染や陶芸品ほか)も展示販売しています。

また、組みひも体験をはじめ、様々な体験コースあり。
(詳細は施設へお問い合わせ)

【ひだコロッケ本舗】

(火曜日定休)

ひだコロッケ本舗 古川

うまい!でかい!手作り飛騨牛コロッケ屋さん「ひだコロッケ本舗」。

注文してから揚げ始める熱々サクサクのコロッケは、一度食べたら病みつきに。

ひだコロッケ本舗 古川

【気多若宮神社】

気多若宮神社 古川

古い町並みから北東に少し離れたところにある、森に囲まれ荘厳な佇まいの「気多若宮神社」。

毎年4月19、20日に開催される古川祭は、この気多若宮神社の例祭。

高台にあり、古川の市街地を一望できます。

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飛騨市公式観光サイト【飛騨の旅】
ぜひチェックしてみて。(外部サイト)

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